韓国ドラマ、K-POP、グルメ、美容など、最新トレンドはSNSでも注目度が高く、日本からの海外渡航先で大人気の韓国!
旅行の予定が決まると、準備しないといけないことがたくさん……
海外旅行は場所やことば、文化も不慣れなことが多く、特に空港での堅苦しい手続きでは不安に感じることが多いと思います。

入国と帰国、何か準備することはあるの?
空港でスムーズに手続きしたい……
- 入国カードはどんな情報が必要なのか?
- 入国カードは日本語で書いていいのか?
- 関税申告も必要なのか?
- 事前に準備が必要なものがあるのか?
この記事では、これから韓国旅行する方向けに、【2025年版】入出国に必要な手続き・準備を解説します。
2025年2月24日より、韓国の入国申告に電子入国申告(e-Arrival Card)という新しいシステムが導入されました。こちらの概要についても解説します。
この記事を参考に、
- 手続きの流れを予習
- 日本でできる事前準備をやっておく
この2点を実行すると、旅行中の空港での手続きを安心・スムーズに行うことができるようになります。
皆さんの旅行準備のお役に立てれば幸いです😊
✅準備必須の『韓国でスマホを使う方法』
通信環境の準備がまだの方はこちらをご参考に


✅旅行前に確認したい両替事情
韓国旅行のお金準備マニュアルとして活用ください!


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韓国入国手続き
韓国へ入国申告は、①電子申告or②入国申告書(書類)のどちらかを選択して手続きします。
- 電子入国申告(e-Arrival Card)
- 入国申告書(入国カード)の記入
電子入国申告(e-Arrival Card)2025年2月24日~
新しく導入された電子入国申告(e-Arrival Card)。飛行機の中で配られる従来の入国申告書(紙のカード)ではなく、事前にオンラインから申告書作成・提出します。
これにより、書き間違いを防ぎ申告内容が正確さが向上し、韓国空港での入国手続きもスムーズになります。
飛行機で記入する手間も省けるので、ゆったりフライト時間を楽しめます。


- 韓国到着の3日前から申請できる
- 手数料は無料
- 作成した申告書を印刷・持参は不要
申告するときに準備するものは、以下4点です。
- パスポート
- 飛行機の便名
- 滞在先ホテルの住所・電話番号
- メールアドレス
入国申告書(書類)2025年12月まで
従来の入国手続きに必要だった紙の入国申告書は、2025年12月まで利用できます。


韓国に到着前の飛行機で記入する書類は、「入国申告書」1枚です。
後述の「健康状態質問票」「税関申告書」は、該当しなければ提出不要となります。
【入国申告書に記入する項目】
※英語or韓国語で記入
①名前(FamilyName:名字、GivenName:下の名前)
②性別(チェック)
③国籍
④生年月日
⑤職業
【参考】会社員 office worker/学生 student/主婦 housewife
⑥韓国での滞在先
⑦入国目的(チェック)
⑧署名(パスポートと同じ名前で署名)
①~④まではパスポートを見ながら記入します。
⑤職業⑥滞在先は英語に不慣れな場合、事前準備を推奨します。
特に英語表記の住所の書き方は、日本語と表記が違います。滞在ホテルの住所と電話番号は、紙orスマホのスクリーンショットで、インターネットに繋がらない状態でも確認できるようにしておくことをおすすめします。
事前にメモしておくこと※英語表記
- 職業名
- 滞在ホテルの名前
- 滞在ホテルの住所、電話番号
もちろん、韓国の空港に到着後、空港のフリーWi-Fiを利用し、インターネットが繋いでから記入も可能です。
旅行時間の有効活用を考えると、飛行機内で記入が完了していれば、到着後すぐに入国審査ゲートに進むだけなので、よりスムーズです。
「健康状態質問票」「税関申告書」は任意
- 健康状態質問票
2023年7月、コロナで導入していた韓国入国時のQ-CODE(検疫情報事前入力システム)と健康状態質問票(Q-CODEがない人が飛行機の中で書く書類)の作成義務が廃止になりました。
ただし、発熱など体調に異常のある方は別途申告が必要。 - 税関申告書(旅行者携帯品申告書)
2023年5月に任意となり、免税範囲内であれば申告が不要です。申告がない場合、空港の税関検査場で「Nothing to Declare(税関申告なし)」と書かれた通路を通ります。
税関申告も、免税範囲を超えて韓国へ入国する場合は別途申告が必要。
K-ETA(電子旅行許可証)とは
K-ETAは、韓国へ渡航する前に申請が必要な「電子旅行許可証」のことをいいます。
韓国のK-ETAはコロナ禍の2021年9月より導入され、韓国へ渡航する際には、事前にK-ETAのホームページやアプリから申請する必要がありました。
しかし現在は、韓国への観光推進を目的として2025年12月31日まで、韓国政府が定める日本含む22の国・地域のパスポート保有者に対して、申請免除としています。
2025年中は、K-ETA取得なしで渡航が可能です(※2025年2月時点。今後、制度が変わる可能性もあり、最新情報の確認が必要です)
K-ETAを取得している人は、電子入国申告(e-Arrival Card)・入国申告書(書類)は不要です。出発前日までに、K-ETAの韓国内の滞在ホテルの住所を再申請するのみ必要です。
韓国旅行が決まったら準備必須5つ!
韓国旅行に最低限準備しておくことは、以下5点です。
- パスポート
- 航空券
- 滞在先ホテル
- 海外旅行保険
- 韓国ウォンへの両替
パスポート
韓国入国時に必要なパスポートの残存有効期限は、入国時3ヵ月以上が必要です。
久しぶりに旅行する人は、有効期限切れや日数が不足しているかもしれません。旅行申込前にパスポートの有効期限は必須で確認してください。
航空券(eTicket)
航空会社によっては、航空券(eTicket)をアプリで提示できますが、スマホやアプリの不具合を想定するなら、印刷が安心です。
また、航空会社によっては、復路の飛行機のチケットを確認されることがあります。
・往復航空券が同じ航空会社の場合、予約番号で復路も確認するため、提示不要
・往路と復路が別の航空会社の場合、復路のチケットを確認される可能性あり
筆者も以前、往路チェジュ航空を利用した際に、復路(他社)チケットの確認がありました。
チェックイン手続きで慌てないためにも、復路チケットの提示ができる準備をしておくと安心です。
滞在先ホテル
先述した入国申告書に、滞在ホテルの情報は記入が必要です。
飛行機の中では、機内モードのため、ホテルHPや予約ページにアクセスできません。英語住所の記載ページをスクリーンショットでスマホに保存しておき、いつでも見れるようにしておきましょう。
入国申告書に記入する情報
✅ホテル名
✅ホテル住所
✅ホテル電話番号
海外旅行保険
旅行中のけがや病気に備えて、海外旅行保険は準備必須です。
海外の医療制度はもちろん日本と異なり、日本国内で利用している健康保険は海外では利用できません。万が一、渡航先の病院を受診するようなことがあれば、医療費が高額になります。
また、海外旅行保険付きのクレジットカードもありますが、補償内容は必ず出国前に確認してください。
対象のクレジットカードで、航空券やホテルの宿泊料金を決済すると補償対象になるなど、カード会社によって規約は様々です。
海外旅行保険付きクレジットカードをただ持っているだけで補償してもらえません。
また保険の補償内容が薄かったり、旅行保険が付帯されていない場合は、出国前に海外旅行保険への加入がおすすめです。
保険証をスマホにダウンロード、紙に印刷して持参するとより安心です。
韓国ウォンへの両替
必須準備の最後の項目は、日本円から韓国ウォンへの両替です。
韓国旅行の両替事情、目的別の両替予算などの詳細を下記の記事で解説しています。両替するタイミングやおすすめの両替場所が気になる方は、こちらもご参考にしてください。


日本帰国に必要な準備は1つ
日本帰国に準備しておくことは、1つだけです!
Visit Japan Webの登録(任意)
Visit Japan Webは、「入国審査」「税関申告」を事前にオンラインで登録できるシステムです。登録は任意ですが、このシステムを利用すると飛行機内での記入する書類が不要になります。
利用するときに注意したいのは、Visit Japan Webへの登録期限が、日本入国の到着時刻の6時間前までとなることです。
旅行が始まる日本出国前でも、パスポート情報など基本情報の利用者登録や旅行日程を事前に登録がすることができます。
旅行前に利用者登録を済ませ、旅行中の空き時間に日本に入国に必要な税関申告などの詳細登録を行うと、より効率的に旅行時間を使えます。
登録完了後に表示されるQRコードは、スクリーンショットで保存してください。QRコードは、日本の入国手続きする機械にかざして登録情報を読み取るときに必要になります。
✅Visit Japan Web(公式サイト)


まとめ:事前準備でスムーズな旅行を!
この記事では、【2025年版】韓国旅行の入出国に必要なもの&手続きについて解説しました。
韓国入国に必要なこと | 日本帰国時に必要なこと |
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①or②どちらか選択 ①電子入国申告 ②入国申告書 | Visit Japan Webの登録 |
韓国入国、日本帰国に必要ことは、旅行出発前にオンラインで準備できるものが多いです。
空港でスムーズに手続きができるようになるため、利用をおすすめします。
最後まで読んでくださった方の旅行準備の参考になりましたら幸いです😊
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